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ニードルベアリング 標準形クロスローラベアリング

  • 標準形クロスローラベアリング

ニードルベアリング 標準形クロスローラベアリング

CRB CRBC

標準形クロスローラベアリングは、外輪は二分割されていますが、運搬中や取付け時に分離しないようねじにより固定されており、取扱いが容易です。 この軸受はコンパクトで高い剛性と回転精度を必要とする産業用ロボット、工作機械及び医療機器などの旋回部に広く使用されています。なお、ステンレス鋼製や、内外輪に取付け穴を設けた軸受も製作しますので、IKOにお問い合わせください。

製品概要

クロスローラベアリングとは?

クロスローラベアリング

クロスローラベアリングは、内輪と外輪の間にローラを直行させて配列したコンパクトな構造の軸受です。 ローラの直行配列によって、あらゆる方向の複雑な荷重を1個で同時に受けることが可能なため荷重方向に左右されずに組付けることが可能です。


コンパクト

コンパクト

ローラの直交配列によって、接触角45゜の単列ローラベアリングやボールベアリングの背面取付け2個分を1個分の断面積に抑えた構造となっており、省スペース化に貢献します。


高剛性

高剛性

図は、ターンテーブル回転部の断面図です。ターンテーブルにモーメントが加わったときの作用点距離はLとなり、軸受の許容モーメントは作用点距離Lに比例します。ターンテーブルのモーメント剛性を上げるために作用点距離Lを大きくする場合、アングラボールベアリングでは2個必要です。また軸受間距離を大きくとる必要があるため、装置は大きくなります。しかしクロスローラベアリングでは単体でも作用点距離Lを大きくとることができるため、装置の省スペース化を実現し、なおかつモーメント剛性を向上することが可能です。

高剛性

軸受内部の転動体にローラを使用した線接触構造のため、ボールタイプの軸受と比べ剛性が大幅に向上します。例えば、複列のアンギュラタイプボールベアリングと比べ、断面寸法はコンパクトでありながら剛性は3~4倍向上します。

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