
IR情報 業績概要
2025年3月期 第3四半期決算概要
当社グループは、本年度より「IKO中期経営計画2026 Connect for Growth ~I・K・Oでつなぐ、革新の未来~」をスタートさせ、『強い領域』を集中的に強化し収益力と効率性をさらに向上させるとともに、『グローバル体制』の再構築を進め、成長性を高めることを基本方針とし、重点課題の解決に向けた諸施策を推進しました。
販売面につきましては、国内外における展示会への積極的な出展や、メカトロシリーズ専用Webサイトにリニアモータテーブル製品の選定ツールを追加するなど、お客様の利便性を向上させ、IKOブランドの市場浸透を図りました。
製品開発面につきましては、2軸並列に配置した当社独自のアクチュエータ機構を採用することで低断面化を実現したメカトロ製品『パラレルドライブステージ』を開発・販売開始するなど、多様化するお客様ニーズに即した高付加価値製品の充実を図りました。
生産面につきましては、国内工場やベトナム、中国の生産子会社において、理想的な製造現場の実現に向け、合理化・省人化を視野に入れた現場改善活動を積極的に推進し、グローバルでの供給体制の強化に取り組みました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は40,289百万円(前年同期比4.4%減)となりました。収益面につきましては、減収・減産の影響等により、営業利益は910百万円(前年同期比70.0%減)、経常利益は為替差益の計上等により1,544百万円(前年同期比60.3%減)となりましたが、繰延税金資産の取り崩しに伴う税金負担の増加等により、親会社株主に帰属する四半期純利益は8百万円(前年同期比99.6%減)となりました。
連結貸借対照表
資産合計は、前連結会計年度末に比べ2,446百万円増加し121,633百万円となりました。これは主に、現金及び預金1,943百万円、受取手形及び売掛金562百万円、有形固定資産625百万円、投資有価証券694百万円等の増加と、棚卸資産1,138百万円、未収入金616百万円等の減少によるものであります。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ2,324百万円増加し45,347百万円となりました。これは主に、長期借入金7,424百万円等の増加と、短期借入金5,000百万円等の減少によるものであります。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ121百万円増加し76,285百万円となりました。これは主に、その他有価証券評価差額金465百万円、為替換算調整勘定999百万円等の増加と、利益剰余金1,330百万円等の減少によるものであります。