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IR情報 業績概要

2025年3月期 第1四半期決算概要

 当社グループは本年4月より「IKO中期経営計画2026 Connect for Growth ~I・K・Oでつなぐ、革新の未来~」をスタートさせました。『強い領域』を集中的に強化し収益力と効率性をさらに向上させるとともに、『グローバル体制』の再構築を進め、成長性を高めることを基本方針とし、重点課題の解決に向けた諸施策に取り組みました。

 販売面につきましては、人手不足によるFA(ファクトリーオートメーション)需要の高まりを背景に、本年4月よりメカユニット販売推進室を新設し、お客様の課題解決に向けた提案を推進しました。また、国内外の展示会への積極的な出展やプライベートショーの開催を通じて、IKOブランドの市場浸透と需要開拓に取り組みました。

 製品開発面につきましては、プライベートショーなどを通じて技術・開発部門がお客様と直接対話することで、市場のニーズや課題を的確に捉えた「マーケットイン」の開発アプローチを強化し、独創的な新製品の開発に取り組みました。

 生産面につきましては、グローバルでの供給体制を強化するため、2026年のベトナムにおける新工場稼働に向けた準備を進めました。また、中国や国内の拠点との連携を密にし、供給体制の最適化にも取り組みました。

 これらの結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は13,006百万円(前年同期比10.9%減)となりました。収益面につきましては、減収・減産や棚卸資産の評価減の影響等により、営業利益は69百万円(前年同期比93.3%減)、経常利益は為替差益の計上等により809百万円(前年同期比52.9%減)となりましたが、繰延税金資産の取り崩しに伴う税金負担の増加により、親会社株主に帰属する四半期純損失は319百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益1,209百万円)となりました。

連結貸借対照表

 資産合計は、前連結会計年度末に比べ4,304百万円増加し123,492百万円となりました。これは主に、現金及び預金3,634百万円、有形固定資産794百万円、投資有価証券457百万円等の増加と、未収入金888百万円等の減少によるものであります。

 負債合計は、前連結会計年度末に比べ3,366百万円増加し46,388百万円となりました。これは主に、長期借入金7,413百万円、繰延税金負債646百万円等の増加と、短期借入金5,000百万円等の減少によるものであります。

 純資産合計は、前連結会計年度末に比べ938百万円増加し77,103百万円となりました。これは主に、その他有価証券評価差額金316百万円、為替換算調整勘定1,640百万円等の増加と、利益剰余金989百万円等の減少によるものであります。




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