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IR情報 業績概要

2026年3月期 第1四半期決算概要

当社グループは「IKO中期経営計画2026 Connect for Growth ~I・K・Oでつなぐ、革新の未来~」の2年目を迎えました。「強い領域」を集中的に強化し、収益力と効率性をさらに向上させるとともに、「グローバル体制」の再構築を進めることで成長性を高めるという基本方針のもと、重点課題の解決に向けた諸施策を推進しました。

販売面につきましては、効率的な地域密着型営業体制の構築および新規需要開拓の推進を目的に、本年4月に新たな販売拠点として「つくば営業所」(茨城県つくば市)を開設しました。また、国内外の展示会への積極的な出展等を通じて、IKOブランドの市場浸透と需要開拓に取り組みました。

製品開発面につきましては、新設計エンジンを搭載した低断面で高推力のリニアモータテーブル『ナノリニアNT100V』をはじめ、4品目の新製品を発表し、お客様の機械装置の小型化・生産性向上に貢献する高付加価値製品の拡充を図りました。また、高耐久ファスナーを採用した『ファスナータイプ高機能防じんカバー』を開発するなど、オープンイノベーションを活用した独創的な製品開発にも積極的に取り組みました。

生産面につきましては、多様化するお客様のご要望に迅速に対応するため、即応力のあるグローバル供給体制の実現を目指し、国内外の生産拠点における生産機能の整備・最適化を進めました。

これらの結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は14,938百万円(前年同期比14.9%増)となりました。収益面につきましては、増収・増産および棚卸資産の評価減等を計上した前年同期からの反動もあり、営業利益は731百万円(前年同期比243.9%増)、経常利益は768百万円(前年同期比19.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は710百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失176百万円)となりました。

連結貸借対照表

資産合計は、前連結会計年度末に比べ583百万円減少し120,523百万円となりました。これは主に、受取手形及び売掛金1,107百万円、投資有価証券889百万円等の増加と、現金及び預金261百万円、棚卸資産1,544百万円、未収入金515百万円、有形固定資産301百万円等の減少によるものであります。

負債合計は、前連結会計年度末に比べ832百万円減少し44,202百万円となりました。これは主に、未払費用767百万円等の増加と、長期借入金1,642百万円等の減少によるものであります。

純資産合計は、前連結会計年度末に比べ248百万円増加し76,321百万円となりました。これは主に、その他有価証券評価差額金608百万円等の増加と、為替換算調整勘定376百万円等の減少によるものであります。




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